2023年秋収穫 あっさり香ばしい焙煎えごま油です!
2024/7/25
新商品「まいにちえごま油(焙煎)100g」は、「玉締め一番搾り国産えごま油(焙煎)93g 」のリニューアル商品です。遮光瓶になり、増量してお得になりました!
※レシピは油屋ごはん「まいにちえごま油」で 翡翠茄子と冷しゃぶのエスニック風へ
国産えごま種子を低温焙煎後、ゆっくりと玉締めにて搾りました
厳選した国産原料のえごま種子を低温焙煎し、伝統の玉締め圧搾法にて搾油。
精製せず濾過しただけの貴重なえごま油です。
※澱(オリ)があるものがありますが、品質には問題ございません。
「国産」なだけではありません。
何年も探して出会った高品質の国産オイル。
残念ながら品質はよくても、極少量しか生産量がなかったり、試験的なものだったり、各種試験データや分析値が不明だったり…。国産=安心安全とも限りません。 栽培、手間、人件費、パッケージ…
どちらにしろ輸入品より高価になってしまう国産油だからこそ、じっくりゆっくり見極めてからご紹介したい!そう思って何度もやりとりし、皆様にご紹介できることになった国産えごま油です。
古くからえごま(荏胡麻)を栽培してきた福島県。油を搾っている会社GNSは穀物と油、両方を生産しています。そのため原料の栽培、農場の活用から搾油、絞り粕や製粉事業まで一貫した体制で管理できます。
ここの廣田さんがはじめてえごま油を売り込みに来た時、結構意地悪くあれこれ質問しました(笑)でもどんな質問にもきちんと答えられるだけでなく、しっかりしたデータもお持ちでした。
「農なくして食はなし」のポリシーのもと自ら農場を指揮、畑仕事もし、1年目8人の従事だったところを5年で130名にし、今も日々栽培と搾油、売り込みに奔走している姿勢に正直感動しています。
規格書や成分分析表、産地証明書に工程表など様々なものを要求し、その都度きちんとご提出いただきました。 また酸化しやすいリノレン酸を含むえごま油だからこそ、パッケージや瓶にも文句を言ったりと本当に長い間やり取りがありました。それに対しても酸化分析値を180日、240日、360日後と詳細にわたりデータと共にJAS規格にそった酸化分析書でお答えいただき、安心して皆様にお届けできる品質と太鼓判を押させていただきました。
玉締め一番搾り 国産えごま油を使った鰤と新玉葱のエスニックサラダ
●搾り方と味わいについて
品質面でクリアしても、その美味しさはどうなのか。
正直同じ原料でも焙煎の仕方や搾り方により油の仕上がりは全然変わります。
もちろん精製したり、サラダ油にするとそれほど個性は感じられなくなりますが、何でも精製しない方がいいというものでもなく、それぞれの用途と原料の特徴によって成されるべきものです。
このえごま油は数あるえごま油の中でも特別な製法です。「玉締め搾り」という非常に手間がかかり一度に搾れる量も少ない製法で、正直大手では採用されない搾り方でしょう。
元々江戸時代に行われていた、木材と玉石、鉄の輪を組んだ玉締め機というものでじっくり圧力をかけて搾る方法です。大型圧搾機のような摩擦熱が発生せず、まろやかな味わいに搾ることができます。1キロのえごま種子から300gしか油がとれません。もちろん大型圧搾機や抽出方法より搾油率は悪いです。
「良い原料から良い油を搾るため」に玉締め機を買い揃え、丁寧に搾油し、1度濾過しただけの、一番搾り未精製国産えごま油なのです。
まさに貴重な黄金の滴、是非味わっていただきたい油です。
軽く焙煎はしているものの「コウバシイ」というより「かぐわしい」という感じがぴったりのえごまそのものの香り。高圧をかけないのでエグミや臭みも全く感じません。ほんのり甘く後味はすっきり、さらっとした飲み口の味わい深い油です。
これなら全く抵抗なくそのまま飲める味。もちろんお料理にも存分にどうぞ。
成分は御馴染みαリノレン酸が68%、こんなに美味しいサプリメントなら毎日難なく続きます。
例えば他の油で炒めたものに仕上げにプラスしたり、サラダ油や胡麻油に少しブレンドしてドレッシングに使ったりするのもおすすめ。
それからえごまの葉、焼肉を巻いて食べますよね?!この風味、お肉にもばっちり。薄切り肉をしゃぶしゃぶにして脂を落として、えごま油を垂らしたポン酢や胡麻だれでいただくのはいかがでしょう。芳ばしい香りはエスニックにも不思議に合います!
ヘルシーに美味しく、えごま油をお楽しみください!
ルッコラは適当にちぎって一瞬熱湯を掛ける。(または軽く茹でる)
白胡麻をすり、白だし、みりん、えごま油をあわせルッコラと和えるだけ。
●じゅうねんと呼ばれるわけ
古くからえごまを栽培する福島では、えごまを「え~胡麻じゃ」と重宝し守り育ててきたそうです。胡麻にはない成分(「えごま」は「しそ科」)により十年長生きできるという意味でえごまを「じゅうねん」と呼ぶようになったとか。油だけでなくえごまの実を料理に使ったり、豚や鶏など家畜の餌にしたり、えごまの良さを知っているのです。
各種書類↓クリックするとPDF文書が開きます
●えごま油を搾るまで
●たなつものとは
「たなつもの」とは「種のもの」の意味。命の糧の基(もと)である「稲」「麦」「雑穀」などの穀物を、いにしえの人々は「たなつもの」(=種のもの)として大切に崇めてきました。 食の安全と健康を願うGNSのブランドです。
・そのままスプーンで
・お味噌汁、スープ、ジュースに
・和え物やサラダのドレッシングに
・炒め物やパスタの仕上げに掛けて
【ご注意】
えごま油の成分は大変酸化しやすいので、開封後は冷蔵庫に入れ、なるべく2ヶ月以内でお召し上がりください。加熱調理はせず、仕上げか生食でお使いください。
※熱いお料理にかける程度は問題ありません。
原材料/原産: | 食用えごま(国産) |
内容量: | 100g |
賞味期限: | 2025年6月11日 |
用途: | 生食/料理の仕上げに |
保存/注意: | 冷暗所・酸化しやすいので、開封後は冷蔵庫に入れ、2ヶ月以内に使用 |
その他: | 圧搾法/玉締め搾り/手漉き和紙ろ過仕上げ |
栄養成分表示: | 小さじ1杯(3.3gあたり)エネルギー30kal、たんぱく質0g、脂質3.3g(n-3系脂肪酸1.9g/95% ) 炭水化物0g、食塩相当量0g ※推定値 栄養機能食品(n-3系脂肪酸) トランス脂肪酸フリー |
製造者: | 株式会社GNS |
参考: | 国産えごま油レシピ・関連記事@油屋ごはん |